治療を行った結果、どれだけの人が一定期間を生き残れたかを表す生存率。スキルス性胃がんの場合には、重い病気であることを示すように、この生存率の数値は低くなっています。
一般に胃がんにおいては症状はゆっくり進行し、生存率も癌の中では決して低くはありません。しかし、スキルス性の場合には話が別です。進行が早く、転移も起こしやすい上に早期発見が難しく、効果的な治療を行うことが難しいのです。
なぜ早期発見が困難であるかというと、スキルス性胃がんは潰瘍などの特徴的な変化を胃壁にもたらさずに進行するため、画像診断や内視鏡検査でも異常がないように見えてしまうのです。そのため、毎年人間ドックを受診していても、悪化するまで見つけられないことが少なくありません。
症状が進行してしまえば、当然ながら生存率は下がります。スキルス性胃がんに限らず、早期発見・早期治療が大きな意味を持つ以上、これはやむをえないことでしょう。
スキルス性胃がんを克服した人も
生存率が低く、完治させるのが難しいスキルス性胃がんですが、実際にはすべての方が亡くなっているわけではなく、克服できる方もいます。他の癌と比べても割合が多くはないものの、治癒する可能性は確かに存在するのです。
それでは、スキルス性胃がんを克服するために、何ができるでしょうか?
まずは適切な治療を受けられる病院・医師を見つけることでしょう。腕の良い専門医が主治医になる場合と、十分な知識や経験のない医師が担当する場合では、おのずと治療の質や診断の正確さが変わってきます。
スキルス性胃がんは手術が難しく、最初から対象外になることも少なくありませんが、そこには医師の判断が入り込みます。つまり、名医ならチャンスを見いだせる状態でも、並の医師では無理だと判断するケースもあるのです。
信頼できる医師の探し方は、かかりつけの医師に紹介してもらう方法や、診断を受けた病院で聞くのがいいでしょう。その道で有名な医師であれば、それだけの結果を残したと考えられるためです。
医師にできないこと
医師のレベルの他に、スキルス性胃がんを克服するべく、普段の生活も見直してみましょう。これは、医師に丸投げできない部分です。
たとえば、毎日睡眠不足であったり、生活が不規則であれば体力が落ちるのは、もはや言うまでもないでしょう。これらの生活習慣は、その気になれば自力で整えられます。
また、スキルス性胃がんは消化器の病気であるだけに、食べ物の面も注意しておきたいところです。俗にいう体に良い食事で十分と思えるほど甘い病気ではないので、癌のための食事療法を試してみるのがよいでしょう。
食事は必ず取るわけですが、食べるものによって体にプラスにもなればマイナスにもなります。せっかくなら、スキルス性胃がんの克服に良い影響を与えるような食事を選んだほうがよいのではないでしょうか?
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